リリースから一週間ちょっとという短時間でリリー・ティターニアのアタッカー二大巨頭をレベル100まで育て上げることに成功したのが前回までのプレイ記録。
”自分に合ったスピードでプレイする”ことは功を奏したように思われたが…!?
ソーシャルゲームはある程度”掛け持ち”をすることができる。
別のゲームで「爆死したよぉぉぉぉおお!!」と泣き叫ぶ傍らで、「へっへっへ…また神引きしちゃいやしたよ…すいやせんねなんか…!」とホクホク顔でガチャスクショをSNSや電子掲示板にアップロードしているプレイヤーは少なからずいるだろう。
デイリーをはじめとする毎日の作業量が少ない・こなしやすいほど兼任はしやすい。
筆者もクローバーシアターの他に「戦艦少女R」を比較的ライトな範囲でプレイしているのだが、2つともデイリーがこなしやすい作りになっているので比較的余裕を持って兼業できている。
特に戦艦少女Rはプレイ開始からもう4年が経過しているということもあり、デイリーを一月くらいサボっても問題ない程度には”余裕の貯金”がある。
その貯金のおかげで今こうしてクローバーシアターに注力することができているのだ。
だがしかし、そんな戦艦少女Rもやはりソシャゲ。1ヶ月に1回はなにかしらのイベントがある。それは海域イベントという絶対に無視できないものだったり、パンツ狩りという無視しても特に支障のないものだったりと様々だ。
そして1月22日、戦艦少女Rでひとつのイベントが始まった。
2021年1月22日14:00:00~1月29日13:59:59にて建造イベントを開催致します。建造イベントの詳細は、画像または公式ホームページをご覧ください。#戦艦少女Rhttps://t.co/FtY4tLZ1UZ pic.twitter.com/4SAl67s1qU
— 戦艦少女R公式 (@SKSJR_JP) 2021年1月15日
――建造イベント、襲来。
これは「建造」 に新しい艦が追加される際に開かれるイベントで、期間中は新規実装と一部の艦の建造率が上昇する。
戦艦少女Rの「建造」にはイベント海域限定ドロップ艦やイベントのクリア報酬で貰える艦、建造でしか入手できない艦、通常海域で普通にドロップする艦まで、とにかくありとあらゆる艦がぶち込まれており、闇鍋どころか深淵鍋とでもいうべき様相を呈しているのが実態だ。
そんな有様なので、たとえ建造率の上昇が雀の涙程度であったとしても少しでも建造しやすくなるなら儲けもの。
大多数のアドミラール*1は地獄の不協和音に精神を刻まれながら新規実装された艦の建造に着手し、100回程度の挑戦でコンプリートした勝ち組のアミラル*2と、400回500回と建造してもなお新規艦を確保できず資材を10万単位で持っていかれる負け組のアンミラーリオ*3に分かれていくのだ。
そんな素敵イベントが建造イベントである。
だがそんなことはどうでもいい。
本当に重要なのはここからだ。
このイベント期間中は海域で入手できる経験値が1.5倍になるという超素敵ボーナスが発動するのだ。
たった1.5倍であるがされど1.5倍だ。レベル1からレベル100にするまでにかかる時間がこの期間中であれば3時間くらいは短縮される。
戦艦少女Rはクローバーシアターなどのように経験値を直接入手できるアイテムは存在せず、遠征でも経験値が入ったりはしない。レベルを上げたければ出撃もしくは演習するしかなく、戦わなければレベルは上がらないのだ。加えてレベル90台から必要になる経験値の量が一気に跳ね上がっていく仕組みもある。
それ故、このイベントを逃す手は絶対に無い。
海域イベント中に自分の育成が足りていない範囲を把握し、この建造イベント期間中にその弱点をカバーしていく。それがデキる将軍*4のスタイルなのだ。
そんな超絶レベリング期間が今回もやってきた。
「でも今はクローバーシアターがあるから今回はちょっと……」
そんなわけがない。やる。やります。今回も全力でレベリングします。
我が母港ではかねてより「巡洋戦艦のレベル低すぎ問題」が提起されており、その問題に片を付けるべくこのレベリング期間を狙っていたのだ。
「建造」のラインナップに最強の巡洋戦艦・インヴィンシブルが追加されたことも育成への意欲を加速させる。最早レベリングをしない理由を探すほうが難しい。
育てて。
育てまくる!
iPadでレベリングを行い、電池残量が減ってきたらiPhoneに切り替え、そしてiPhoneの電池残量も減ってきたならばその間に充電しておいたiPadに持ち替えてレベリングを継続する!
普段はよほどの事がない限りこんなガチガチなレベリングはしないものだが、建造イベント中は例外。ここでどこまで頑張れるかが指揮官ライフに大きく影響してくる。
やるしかない。体力と気力が続く限りやるしかないのだ!
それはいいけど
さてここらでいっちょタイトルを見直してみよう。
上で終わってしまってはただの戦艦少女R編だ。しかもこちらの方には諭吉を何人か生贄に捧げている。無課金ですらない。
このままではタイトル詐欺も甚だしいことになってしまうので、クローバーシアターのプレイ記録もしっかり記していこう。
上述したように、戦艦少女RのレベリングはiPadとiPhoneの二刀流で行っている。一方のクローバーシアターは現在PCのブルスタを使用してプレイしているので、両ゲームは並列プレイを行うことが可能だったりする。
怒涛の勢いでレベリングを行う傍らで一体なにをしていたのかというと。
エンドコンテンツのひとつである「遺跡探索」に籠もっていた。
神器が無いことや戦闘後に貰えるポイントで回復・パワーアップが行えることを除けば、ほぼ1階だけしかない世界樹といった感じの遺跡探索。
クリア後にもらえる「石版」を消費することで「封印水晶」の解析が進み、パーセンテージが増加する。これが100%になると端的に言ってめちゃくちゃ物凄く強いSSRキャラの紅玉を入手できるのだ。
また、石版以外にも各種装備品や「宝石」といったキャラクターをパワーアップすることができるアイテムを獲得することができるのも遺跡探索を繰り返していた目的である。
宝石はキャラクターの専用武器に最大4つまで装備することができ、HPや攻撃力などのステータスを上昇させられる。高難易度の敵ともなるとレベルだけでは力不足であり、そうなった時に宝石によるステータスの増加が効果を発揮するのだ。
そんなわけでありがたいアイテムである宝石を掻き集めて片っ端から合成し、リリーさんを最強にすべくランクの高い宝石を作っていたのが戦艦少女Rの猛レベリングの裏側である。
意識を戦艦少女Rの方に向けていたこともあり、クローバーシアターに関しては割とそれだけだったのだが、だが。
宿願の時
画像をよく見てほしい。
第十段階。ゲットした虹色のクリスタル。明らかに怪しいメンツ。
筆者は一体なんのステージをクリアしたか。
……そう、そのまさかである!どの
にっくきクソキノコが鎮座する経験副本、その最高難易度だ!!
しかも勝率が驚きの9割超え!重複戦闘*5も設定できるほどに安定したのだ!
「勝てるレベルじゃない」「諦めよう」と完全にお通夜ムードだった第3回から一転、どういうカラクリが起きたのか!?
その秘密はビクティアと宝石にあった。
筆者も知らなかったのだが、戦闘をよく見てみると彼女は自力で敵を「缠绕*6」状態にしていた。必ずしもアネモナとセットで使う必要はなかったのだ。
そして更に敵の速度を下げることができるので、相手よりも先にビクティアが行動できれば味方の行動回数の増加にもつながる。
相手――レベル100キノコの速度は190。
つまりビクティアの速度が191以上であれば、キノコに対して先手を取れるという訳だ。
だが装備品ではHPは上がっても速度がなかなか上がらない……劇照でもそこまで上がったりはしない……どうすれば……!
というところで出番が来たのが宝石である。
速度を上げる宝石を4つ装備させることで上げにくい速度ステータスを大幅に上昇させることができるのだ。
しかし悲しいかな、ここまで頑張ってもなんとビクティアの速度は182。
キノコを抜くにはあと9足りないのだ。
しかし案ずることなかれ。足りない部分は劇照で補える、それがこのゲームなのだ。
筆者が使用した劇照はこの「月下小狼」。
なにやら色々書いてあるが、必要なことを抜粋すると「戦闘開始時、味方の後方にいるキャラの速度が2ターンの間+10される」という効果をこの劇照は発揮する。
+10。届いた!
131速度+51速度で182万速度!! そして、いつもの10分の1の速度を加えれば、182+10のキノコマン!お前をうわまわる192速度だーっ!!
色々端折ったり数値がしょぼいのは置いといて。
これでようやくビクティアはキノコを追い抜ける速度を獲得するに至ったのだ。
あとは簡単。
ビクティアの活躍により味方が先制して動けるようになるので、どんどこ動いて石化するなりスタンを取るなりして行動を遅らせに遅らせ、毒ダメージや「不死グループ」+「织毛衣」のコンボでガリガリ削っていくだけ。キノコは死ぬ。
しかし気を付けるべき点が幾つかある。
まず最初に、1ターン目に一番早く動くのはビクティアではなくキノコということ。
劇照の力も借りてキノコより速くなったが、どうも最初の1ターン目は劇照がステータスを変動させる前に行動の順番が決まっているようであり、その計算もあって結局のところ一番最初に動くのはキノコなのだ。2ターン目からはビクティアが最初に動けるものの、キノコから一撃を貰うのは避けられない。
次にビクティアのHPは3750以上を確保すること。
やけに具体的な数字だが、これはキノコのファーストアタックで叩き込まれる最大ダメージに関係している。
レベル60付近のビクティアにキノコが攻撃してそれがクリティカルした場合、3749ダメージが彼女に飛んでくるのだ。
この戦法はビクティアが動けるかどうかが前提条件となっている為、最初の一撃で彼女が沈んでしまうとそこで失敗となる。故に体力は3750以上が必要になってくるのだ。
レベルや装備を強化することでこの条件はクリアできるのでなんとしてでも超えよう。
次にリリーのHP。これまた具体的な数字だが、彼女は7100以上あることが好ましい。
この戦法は最終的には「キノコの奥義で倒された味方に「织毛衣」が反応して一気に削り倒す」ことを目標としている。
「织毛衣」は味方が生き残っていないと効果を発揮しないので、それ故に一番タフなリリーは最初の攻撃+奥義攻撃の2回を受けきる必要があるのだ。
数字の話に戻る。
キノコは必ず2回攻撃するのだが、そのうちのどちらかがクリティカルした場合、リリーのHPが7000以上ないとそこで失敗が確定してしまう。
これはキノコの奥義がクリティカルした場合のダメージだが、5096ものダメージが叩き込まれる。上の画像の通常攻撃1906ダメージと合わせて合計ダメージは7002。なんと7000以上あっても足りていない。
クリティカルしなければ奥義のダメージは3260前後なので6000程度あれば2回とも耐えきれるが、にっくき事にこのキノコは結構な確率でクリティカル攻撃を仕掛けてくるので、それだと安定性がかなり落ちる。
安定化やストレス軽減の為にも、リリーのHPは7100以上はほしいところ。
まとめると、
- ビクティアのHPは3750以上速度は190以上
- リリーのHPは7100以上
が安定化の為にはそれぞれ必要なステータスとなる。
それに加えてレアリティの高い「月下小狼」も必要になるのでかなりしんどい道のりではあるが、これらが揃うと驚くほど快適に最強キノコをボコすことができるので是非ともチャレンジしてみてほしい。
「ゾンビバフォ」とは違いこちらはいつまでも使えるぞ!!
なお
キノコの攻撃が2回ともクリティカルだった場合、流石に死ぬ。
そもそもリリー持ってねえ…な人への余談
最終的に耐えてくれればなんでもいいので、リリーが絶対必須というわけではない。
HPが7000以上あり、かつダメージも与えられるのであれば代用は色々効く。
リリー持ってないよお!な人も諦めずチャレンジしてみよう。
そもそもそんな高レアリティの劇照持ってねえよ…な人への余談
「月下小狼」は速度を上げる為だけに使用している。
なので極端な話、装備品やレベルアップにより自力でビクティアの速度を191以上にできるのならこの劇照は必要なかったりする。
レベルや専用武器を強化すればビクティアの速度はどんどん上昇していくので、敢えて先行投資と割り切って彼女を育て上げるのもひとつの方法だと筆者は思う。
「织毛衣」に関してはどう工夫しても一切替えの利かないダメージソースなので思い切って交換してしまおう。絶対に後悔はしない。
そんなわけで
筆者の周りはなんかえらいことになっとる。
戦艦少女Rのレベリングの休憩がてらクローバーシアターのキャラを色々調整していたら経験副本の安定化に成功してしまったものだからさぁ大変。
あっちでもレベリング!こっちでもレベリング!
なんということでしょう!匠の技によりぴーぴー泣き喚くしかなかったOmochiちゃん団長のレベリング環境はこんなにも快適になってしまったではありませんか!
唐突に訪れたレベリング天国!果たしてOmochiちゃん団長が率いる一団はどこまで強くなってしまうのか!次回、その成果を刮目せよ!
今回はここまで!