【前回までのあらすじ】
無課金プレイヤーが最後に縋るリーサルウェポンの盗賊団がナーフにより大幅に弱体化。
筆者は悲しみに暮れながらもその事実を受け止め、パワーバランスが激変した未知の戦線へと身を投じるのであった。
今回は11月4日のアップデートで新たに追加されたモード『百鬼夜行』を紹介。
ベレンへ襲い来る魑魅魍魎たちを迎撃せよ!
『百鬼夜行』
『冒険』にストーリー第10章と連動するモード、『百鬼夜行』が新しく追加された。
今回はこの『百鬼夜行』がどんなモードなのかを見ていこう。
まずはホーム画面。
『百鬼夜行』は3つのモードがあり、メインとなる『城中探索』、「花びらポイント」の収集に役立つ『試練』、調査進行度を稼いでくれる『遊覧』がそれぞれ存在する。
『城中探索』と『遊覧』で進行度レベルを上げつつ、『試練』で「花びらポイント」を稼ぎまわるのが主な遊び方になるだろう。
それでは早速メインの『城中探索』を見ていこう。
城中探索
ホーム画面下部の「城中探索」をタップすると例によって例の如く、難易度設定とパーティ編成が始まる。
ここでのパーティ編成は慎重に。詳しくは後述するが、『百鬼夜行』は当ゲームの総力戦とも言うべきモードであり、最大15人のキャラクターを駆使して戦う仕様となっている。
その15人のうちの5人が既にこの段階で決まる為、そのことを踏まえた上でパーティを組まないとプレイヤーによっては悲劇が起こる。
特に劇照に関しては変更が効かない為、どれを採用するかは慎重に決める必要がある。
パーティを編成したらいよいよ探索開始。
『城中探索』は「探索」と「戦闘」の2つのパートから成るモードで、プレイヤーはまず最初に「探索」パートをこなすことになる。
この「探索」パートではベレンに住む人々や魔物娘たちと触れ合い、様々なイベントを繰り返して左にある「士気」「建材」「武器」の3つの資源を集めることがメインになる。
各マスをタップすることで精力値の消費と引き換えにイベントが発生。
発生したイベントをこなすと時間が経過し、0時を回ると1日が終わる。
「探索」できる期間は5日間なので、その限られた時間の中でどんな交流を図るかがプレイヤーの腕の見せどころ。
イベントをこなすには精力値が要求される為、時間と体力の兼ね合いが肝となる。
休息マスでは精力値の回復と「戦闘」パートで使用するキャラクターの追加が行える。
「戦闘」パートでは10人以上のキャラクターを駆使して戦うことになる為、どんな行動をするにせよキャラの追加は必須。時間やイベント模様を見て合間合間に追加していこう。
そうしてイベントをこなし5日間を終えると、自動的に「戦闘」パートへ突入。『百鬼夜行』の大舞台の幕が上がる。
まずプレイヤーは砦となる「城門」のカスタマイズを選択することになる。
敵の攻撃からこの「城門」を守ることが「戦闘」パート最大の目的で、選んだ「城門」の種類によってそれぞれ異なる効果や耐久力を持っているのでチョイスは慎重に。
カスタマイズの際には「探索」パートで集めた資源がそれぞれ要求される。
画像には載っていないが、資源を一切消費しない無改造の「城門」も選ぶことができるので、懐の潤い具合によってはノーカスタムも視野に入ってくる。
「城門」を選んだら次は「城門」の設備を整えることになる。
画面に6つ表示されてる「+」の部分をタップすると、「城門」の防衛に役立つ様々な設備が表示され、資源を消費することで設置することができる。
「戦闘開始後、敵キャラクターが倒れる度に敵全体の最大HPが5%減少する。」や「自分のキャラクターが行動した後、一定確率でダメージを吸収するバリアを展開する。」など、設備の効果はどれも非常に強力なものが揃っており、戦闘に役立つことは間違いなし。積極的に活用していこう。
また、設置した設備をタップすることで設備のレベルアップや撤去が行える。
レベルアップの際にもやはり資源が要求されるので、設備のバリエーションを取るか効果のクオリティを取るかは戦況に応じて判断していきたいところ。
撤去すると資源の一部が返却されるので、一度使ってみて効果があまり見込めないような設備は撤去してレベルアップに回すというのも一つの手。
上部にある「i」ボタンをタップすると、襲ってくる敵キャラクターの一覧が表示される。
「第一波」「第二波」とあるように、この「戦闘パート」は3回のウェーブに分かれており、一度戦闘を開始すると、そのウェーブに完勝するか自分のパーティが全滅するまで5回の戦闘が継続して行われる。
敵パーティの1つが全滅すると、こちらの全ての状態*1が維持されたまますぐさま次の敵が出現して次の戦闘が始まる。
「城中探索」でのパーティ編成は慎重に、と上述したのもこの仕様の為で、ターン回数もリセットされずに次の戦闘が始まる都合上、効果を発揮するターンが限られているタイプの劇照は後半の敵になんら影響を及ぼさないというケースも頻繁に発生する。
なので最初に選ぶ劇照はなるべく効果を発揮するターンが長いものを選ぶと後々の敵とも上手く戦えることだろう。
1つのウェーブに勝利するか敗北することで再度この準備画面に戻り、再び各種設備などを整えていくことになる。
右下にある3つの「+」枠を押すと、「探索」パートで収集した「計略」カードをそれぞれ装備できる。
これは簡易的な劇照のようなもので、どれも非常に強力な効果を発揮してプレイヤーの戦いをサポートしてくれる心強い味方。
戦況に応じて最大3つまで装備できるようになるので、忘れず装備しよう。
そして最後に、「包裹」タブをタップすると、「探索」パートで集めた回復アイテムが使用できる。
単純にHPを回復するものから、倒された味方キャラクターを復活させるものまであるので、ピンチの時にはガンガン使っていこう。
それらの準備を整えたら、下の「戦闘開始」ボタンをタップして防衛戦を始めよう。
……とそのまま戦闘が始まるのではなく、最終的な防衛パーティの編成を挟んでから防衛戦が始まる。
この際、襲ってくる敵パーティやキャラクターがそれぞれ確認できるので、それらを把握した上で完勝できるよう、「探索」パートで追加した最大15名の中からキャラを選んでパーティを組んでいこう。
最終準備が終わったら「表演開始」を押して地獄の5連戦が始まる。
一度戦いが始まるとどちらかが力尽きるまで終わらない。
倒されてもすぐさま次の敵パーティが襲来してくる長丁場。
劇照やパーティ編成は長期戦にも耐えうるよう調整すると防衛もしやすくなるだろう。
ウェーブに勝利すると、報酬として各種資材をゲットできるので、これらを元手に設備を強化していこう。
失敗すると、「城門」がダメージを受けて耐久値が減少する。これがゼロになると防衛失敗となるので、上手く防衛したいところ。
その場合は進んだところから再度ウェーブをやり直すことになるので、今度こそ「城門」を守りきろう。
そしてここがこの百鬼夜行の難しいところ。
なんと一度パーティに起用したキャラクターはクールタイムが発生し、その間はパーティに使用することができなくなる。
なので下手に強力なヒーラーを最初に使ってしまうと、後のウェーブで回復が追いつかずジリ貧となって全滅してしまう……というケースも起こり得る。少なくとも筆者はそれで一度全滅した。
この期間はウェーブをこなすことで減少するので、編成には気をつけたいところだ。
クールタイムは難易度によって異なり、「普通」では1回だが、最高難易度の「絶境」ともなると2回ものクールタイムが発生する。
「絶境」はこの仕様や敵の強さも相まって非常に高い難易度に仕上がっており、プレイヤーの総合力が問われる場となっている。
そうして3回のウェーブに勝利することで「城中探索」は晴れて成功となり、プレイ状況に応じた調査ポイントが獲得できる。
「絶境」は特にそうだが、このモードはクリアまでにある程度時間を要する。準備画面からはいつでもプレイを中断もしくは切り上げることができるので、疲れた場合などは適時休息を取ってクリアに臨もう。
迫りくる悪鬼羅刹と魑魅魍魎との真っ向勝負の総力戦、これが『百鬼夜行』モードなのである。
団長の総合力が勝るか、それとも敵の波状攻撃が押し勝つのか。
自身の育成具合を図りたいなら「絶境」に挑戦すると、不足している部分や充分に足りている点がよく分かるのでオススメだ。
どうでもいいことだが、筆者はこの記事を執筆している途中でようやく「包裹」の存在に気付き、それまでは「包裹」禁止による回復力の不足とクールタイムによる二重の地獄に自ら身を投じながら「絶境」の難易度の高さにブツクサ言っていたことを告白して当記事の締め括りとさせて頂く。
今回はここまで!次回に続く!
*1:味方キャラHPや奥義の溜まり具合、残存状態からターンの回数まで全部。