GALOについての解説【誕生、躍進、象徴への旅路】
知っているようで実はあまりよく知らない不思議な不思議なイキモノ、GALO。
クローバーシアターで非常に多くの出番があることもあり、詳細にまとめられた情報が必要だろうと思い、今回こうして記事を執筆するに至った。
一体GALOってなに?誕生の経緯は?家族は?恋人は?年収は?
この記事を通して一人前のGALOマスターになろう!
そもそもGALOってなに?
幻萌网络のマスコットキャラクター。読み方は「ガロ」。
以上。
これはふざけているとか冗談を言っている訳では断じてない。下記に記すような誕生の経緯をたどっているため、GALOにはそれ以上の情報が無いのだ。
その前提のもと、誕生から現在に至るまでの道のりを追っていこう。
誕生
『戦艦少女R』日本版にて、戦艦ティルピッツの子供ver.が登場する事になった。
中国版でもこのイラストで登場しており、順当にいけば日本版でも同じイラストが用いられるものだが、思わぬ問題が。
この白いやつだ。
プロデューサーである鈴蘭大王氏をモチーフにした通称「鈴蘭猫」と言われるコイツが、『どこでもいっしょ』のトロにどうも似ており、それが原因で権利問題に発展するという可能性が危ぶまれた。
似てるといえば似てるのかもしれない。
実際に問題となるかはさておき、火の元はできる限り消しておいた方が良いだろう。
そういった理由から鈴蘭猫のイラストの差し替えが行われ、別のキャラが用いられることとなった。
そのキャラクターこそが……
画像元*1
何を隠そう、GALOなのである。
GALOに設定という設定がまるで存在しないのは、これが理由にある。問題回避の為に創造されたキャラクターなので、詳細な設定など用意しているはずがないのだ。危惧の意識がなければそもそも生まれてすらこなかった為、これは致し方ないことなのかもしれない。
愛され、マスコット道を征くGALO
こうして誕生したGALOは(何故か)日中・プレイヤーと公式の双方で人気を博していく。
無事増殖中。 #戦艦少女R pic.twitter.com/RHyhpO4hOn
— 戦艦少女R公式 (@SKSJR_JP) 2016年11月18日
公式イラストレーター陣の集いで描かれるGALO
アドミラル、「戦艦少女R」が公式Lineスタンプになったよ。第一弾は私、ティルピッツちゃんが持っているぬいぐるみのスタンプだよ。このスタンプでトークを盛り上げるの。第二弾、第三弾あるから楽しみにしていてね。#戦艦少女Rhttps://t.co/CREXrxYTXk pic.twitter.com/Wuysk77lea
— 戦艦少女R公式 (@SKSJR_JP) 2017年10月24日
LINE公式スタンプ第1弾に抜擢されるGALO
#戦艦少女R galo生态 pic.twitter.com/3AVNjZMDbv
— CRC505 (@crc505AI) 2016年11月10日
公式イラストレーターの考えたGALOの生態
サイズから生態、食性まで自身に関するあらゆる設定を一切持っていないGaloは登場させるにあたって逆に便利な存在だったのか、キャラクターの衣装やログイン画面のイラストにも頻繁に登場するようになり、マスコットとしての役割を立派に果たしていく。
そして2018年4月1日、GALOは遂にぬいぐるみ化を果たす。
このぬいぐるみデビューを機に、GALOはさらにマスコットの道を突き進んでいく。
その後もスリッパやパーカー、マッサージ棒など様々なGALOグッズが作られ、GALOは名実ともに幻萌のマスコットへと登り詰めた。ちなみにぬいぐるみはその後、およそ3倍ちかくにも達する巨大版が制作され、小サイズ共々好評だった。
独立するGALO
GALO爆誕から4周年を迎える2020年にはとうとうGALO単独の商標登録が成された。
これが意味する事とは生まれ故郷である戦艦少女Rからの独立である。
「戦艦少女Rに登場するGALO」ではなく、「GALOというキャラクター」としてGALOは自己を確立するに至ったのだ。
クローバーシアターにも登場する以上、「戦艦少女RのGALO」を続けるとどうしても不自然な部分が出る。マスコットとしての適性が高いこともあり、こうしてフリーな存在にさせた方が都合が良いという理由でこうなったのではないかと自分は考えている。
なお、ぬいぐるみのタグには『戦艦少女R』のロゴが用いられていたが、リンクにあるGALOマッサージ棒のタグにはこのロゴが用いられており、もうすでに独り立ちしたことを証明している。
次元を超え、象徴となったGALO
こうして自由に動けるようになったGALOは上述の通りクローバーシアターにも登場。
魔物娘をスカウトしてきたり、野生の個体としてプレイヤーに襲いかかってきたり、ストーリーにも登場したりと八面六臂の活躍をここでは見せてくれる。
GALOの大躍進はこれだけでは留まらない。
これが幻萌のかつてのロゴである。現在はデザインが一新されており、それが……
このロゴである!
そう、あろうことかGALOは会社の顔ともいうべき存在にまで飛躍していた訳だ!
もはやGALOはただのマスコットに非ず。幻萌の象徴的存在、それがGALOなのだ!
クローバーシアターではキャラクターのイラストに登場するだけに留まらず、各属性に対応した亜種が新たに登場。
GALOの進化はこれからも続いていく!
おわりに
以上が、自分の知りうる限りのGALOの誕生から躍進までの道のりである。
日本生まれ中国育ちとも言えるこの奇妙なイキモノについての理解が少しでも深まったのであれば本望である。
結局GALOってなに?
……さぁ?